No29「ほっこり」
*先日、帰り道を歩いていると「すいません!」と声をかけられた。
見るとそこには、6~7歳くらいの男の子が。
私「どうしたの?」
少年「これ、拾ったので交番にとどけてくれませんか?」
手に持っていたのは、多分どこかに放置されたままになっていた様な汚れたビニール傘。
運よく、100メートルほど先に交番があることを知っていたので、一緒に交番へ行くことに
した。
道すがら、どうして交番に届けようと思ったのかを聞いてみると、自分も傘をなくした時に
とても悲しかったからなのだと…。
誰しも買ったばかりの傘や、お気に入りの傘をなくして、少年と同じ気持ちになったことは
あると思うけど、少年のような行動はなかなか出来ないかも…と。
ただ、同時にもしもこの傘が綺麗で、高そうな傘ならどうだったかな?…と。
純粋無垢な心に、気持ちを揺さぶられた出来事でした。
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