No9「年末年始」
*明けましておめでとうございます。
平成時代にスマホが進化して、様々なSNS普及とともに年始の迎え方も大きく変化した。
一昔前の年末年始といえば、年末は年々増え続ける年賀状と格闘(?)し、年始は来た年賀状を
毎朝ポストに見に行く。
そして来てない人には、いろんな思いを馳せる(^^;。
毎年毎年繰り返してきた恒例行事だった。
「だった」と書いたのは、自分は数年前にこの慣習に終止符を打たせてもらったからだ。
毎年、当たり前の流れでやっていたのが、いつしか「繋がり」への喜びより「ストレス」が
上回っている自分を感じ、思い切って決断したのだった。
当初はかなりの抵抗感があり、来た方のみ遅れてお返しし、LINEや他のSNSなどで繋がって
いる方にはお正月スタンプ等でお返ししたりした。
すると、3年ほどすると数百枚が、数十枚に減り、今では数枚になった。
今はSNSでのやり取りが増え、以前に比べて「繋がり」の喜びを感じている自分になった。
お金と手間と気持ちを送ってくださった方々には本当に申し訳ないと思いつつ、お正月を
迎える度にあの時の決断に後悔はないと感じている。
大切な方々との「繋がり」は、人生に必要不可欠なものであることは変わらないが、時代や
価値観の変化の中で、流れや慣習だけで続けるのではなく少し考えてみるのもどうかなと。
2020年はコロナの出現により混とんとした年になり「変化」を求められた。
2021年。まだまだコロナ禍が続く中ではあるが、良い年に向かうことを願ってやまない。
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