No19「未来予想図」
*ある経営者との面談。
コロナで未曽有の打撃を受けている中、経営努力ではもう限界があるという。
そんな中でも経営者は孤独や不安と闘いながら、従業員の人生を含め、考え悩む毎日を
送っている。
コロナ以前の経営計画を大きく変更せざるを得ない状況。
と同時に、この先の経営計画をどう立てればよいかも不透明な状況。
そして、経営者自らのキャリアプランも…。
面談が、そんな不安や悩みを吐露する場でもあり、今後について考える機会でもあり、
わずかでもストレス緩和につながる時間にもなればと思っていた。
いつになく長時間の面談ではあったが、最後には「少し気持ちの整理や、今後について
前向きになれた」と。
コロナによって、多くの人が「未来予想図」を描けない、あるいは描きにくい世の中に
なったかもしれない。
しかし「明けない夜はない」と信じ、諦めず、「自分らしく、生き生きとした人生」を
願う人たちに、キャリアコンサルタントとしての役割を感じる。
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