No32「会話」と「対話」
*似て非なる言葉「会話」と「対話」。
いったい何が違うのでしょう?
私が考える「会話」は日常の情報伝達や、知り合い同士のおしゃべりの様なもので、
一方「対話」は異なる価値観や意味のすり合わせを通して交流を図るコミュニケーション
という感じでしょうか。
「対話コミュニケーション」において特に重要なのは、「信頼構築」「相互理解」「合意」
ではないかと思います。
「信頼構築」に欠かせないのが、相手の話にしっかり耳を傾ける「傾聴の姿勢」。
話の内容だけでなく、感情面や背景を想像しながら話を受け止めることが大切です。
次に「相互理解」。
お互いをより深く理解するために、価値観や話の意味をすり合わせていく過程では「質問
(訊く)」することも必要な事です。
相手に対して興味や関心があれば、自然と質問したくなるでしょう。
そして最後に「合意」です。
対話を通して、お互いの意思や意味が一致したのかどうかを最後に確認することも大切な
事です。
シチュエーションやTPOにより、楽しく「会話」を楽しむこともあれば、ビジネスシーン
などで、真剣な「対話」が必要な時もある。
ということですね。
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